診療案内
すこやか医院は、2004年2月に開院し、内科、小児科、皮膚科の患者さんの診療を約20年間行ってきました。2011年7月からは 有料老人ホームすこやかの里を併設し、高齢者の在宅医療を行い、これまで100名以上の看取りを実施してきました。すこやか医院は、循環器疾患と糖尿病を中心に内科全般、在宅医療を担当する医師 里方美智子(院長)と、小児科全般、皮膚科、内科、在宅医療を担当する医師 里方一郎(副院長)の計2名の常勤医が協議・連携することにより、診療水準を高めています。
すこやか医院小児科は、「小児科外来診察料」及び「小児抗菌薬適正使用支援加算」を算定せず、通常の診察料を算定しています。「小児科外来診察料」とは、6歳未満のお子さんを対象として、検査や処置の費用も含めるため、高い診療報酬が設定されています。そのため、全国の約8割の小児科が「小児科外来診察料」を算定しています。ところが、この制度では、検査や処置をしない方が医院の収入が多くなるので、本来行うべき検査や処置をしない小児科が生じるおそれがあります。「小児抗菌薬適正使用支援加算」は、「小児科外来診察料」を算定する小児科に限定して、上気道炎、気管支炎、副鼻腔炎、胃腸炎などの感染症に対し抗生物質などの抗菌薬を処方しない場合に、患者1人当たり800円保険請求できる制度です。この制度は、本来抗菌薬が必要なのに検査もせずに、ウイルス性なので抗菌薬は不要と保護者に説明する小児科の増加を助長するおそれがあります。実際に、「熱や咳が治らないのに検査をしてくれず、初診時と同じ痰切りと解熱剤の坐薬しか出してくれない。」と言って当院小児科を受診されたお子さんが、抗菌薬が必要な気管支炎や肺炎であったケースが、これらの保険制度が開始されてから、徐々に増加していると感じています。「検査すべきものは検査を行い、抗菌薬が必要であれば抗菌薬を処方する。」という医師として当たり前の事が、お金に絡んで現実には歪められているように思えます。すこやか医院小児科は、医師の良心に従い、40年を越える小児科診療の知識と経験を生かし、これからの日本を背負う大切なお子様の診療を行っています。
2009年4月からは病院・診療所のほとんどが休診する日曜日の診療を開始しました。日曜日には多くの患者さんが受診されます。時には感謝の言葉をいただくこともあり、日曜診療を続ける励みになっています。急患センターのような応急診療ではなく、平日と同様の丁寧な診察、検査を行い、疾患に応じて必要な日数分の処方を行います。
2020年10月からは、コロナ感染症の流行を契機に、院内感染の心配がないドライブスルー方式による院外での発熱外来を開始し、コロナ感染症やインフルエンザ患者等の診断・治院を行っています。この方式を採用したため、院内感染はこれまで1例も発生していません。当院を受診される患者様は、感染症患者と非感染症患者が完全に分離されて診療が行われることを知り、安心して受診されています。
小児の5種混合ワクチンや子宮頸癌ワクチンなどの定期予防接種、インフルエンザおよびコロナワクチン、高齢者の肺炎球菌ワクチン、帯状疱疹予防ワクチンなど広くワクチン接種を実施しています。ワクチン接種予約は、間違い接種を防ぐために、接種年齢、接種間隔等を確認してから予約を受ける必要があるため、Web予約は行わず、電話予約(025-387-6633)でお願いしています。